AQUA EXCEL CO2スクラバー AE-CO120 取扱説明書

AQUA EXCEL / ONLINE MANUAL

AE-CO120

CO2スクラバー 日本語取扱説明書

吸着剤の充填、プロテインスキマーへの接続、交換時期、日常点検までをまとめました。最初に「安全上の注意」を確認し、スキマーを停止した状態で作業してください。

  • 吸着剤 1.8kg
  • 本体接続口 8mm
  • 8mmホース 3m付属
  • 水槽外へ垂直設置
AQUA EXCEL CO2スクラバー AE-CO120の外観

HOW IT WORKS

スキマーが吸う空気からCO2を減らす

AE-CO120は、プロテインスキマーが取り込む空気をCO2吸着剤へ通すための装置です。室内空気中のCO2が水槽のpHへ影響している場合に、pH環境の改善を補助します。

湿らせたスポンジを通る

スキマーの吸気によって、室内の空気が水で湿らせた下部スポンジを通ります。

吸着剤を通す

空気が別売のソーダライムを通り、CO2が吸着されます。

吸気量を整えて送る

青い「Air inflow」調整部で空気量を整え、透明8mm口からスキマーへ送ります。

効果には水槽ごとの差があります
pHへの影響と吸着剤の消耗速度は、室内のCO2濃度、換気、スキマーの吸気量、水槽環境によって変わります。一定の上昇幅や使用期間を保証するものではありません。

BEFORE YOU START

安全上の注意

吸着剤の粉じんと、スキマーの吸気不良を防ぐことが重要です。吸着剤の商品表示やSDSに注意事項がある場合は、その指示を優先してください。

作業前にスキマーを停止する
本体の開閉、吸着剤交換、ホースの着脱は、プロテインスキマーを停止してから行います。

吸着剤を水槽へ入れない
吸着剤は空気を処理するためのものです。水槽水へ直接投入しないでください。

粉じんを吸い込まない
換気のよい場所で静かに扱い、必要に応じて保護手袋と保護眼鏡を使用します。

ホースを塞がない
折れ、つぶれ、詰まり、過度な押し固めは吸気抵抗を増やします。異音や泡の減少があれば運転を止めて確認します。

水槽外へ垂直に設置する
本体は水槽の外にある安定した場所へ垂直に置きます。水中へ入れたり、横に寝かせたりしないでください。

破損した部品を使わない
本体、接続口、パッキン、ホースに破損がある場合は使用を中止し、吸着剤は子どもやペットから離して保管します。

PARTS & PACKAGE

各部と付属品を確認する

使用前に、本体、ふた、接続口、内部部材、パッキン、付属ホースに破損や不足がないことを確認してください。

AE-CO120本体と取り外した下部チャンバー
下部チャンバーのスポンジは水で湿らせて使用します反応管の吸着剤へ水をかけないでください

INCLUDED

同梱されるもの

  • AE-CO120 本体一式
  • 8mmシリコンホース 3m

SOLD SEPARATELY

別途必要なもの

  • アクアギフト「色が変わる二酸化炭素吸収材」
  • 接続径が異なる場合の変換ジョイント
AE-CO120上部の吸気量調整部と透明8mm接続口
青いAir inflowは吸気量の調整部透明の8mm口はプロテインスキマーへの接続口です

MEDIA SETUP

吸着剤を1.8kg充填する

アクアギフトの色が変わる二酸化炭素吸収材(ソーダライム)を使用します。粉じんを立てず、密閉面へ粒を挟まないように作業してください。

  1. スキマーを停止する。ホースを外し、作業しやすい場所へ本体を移します。
  2. 本体を開く。内部部材、パッキン、接続部に破損や異物がないか確認します。
  3. 下部スポンジを湿らせる。スポンジを水で湿らせ、下部チャンバーの元の位置へ戻します。RO水に限定する必要はありません。
  4. 吸着剤をゆっくり入れる。反応管へ1.8kgを充填します。粉じんを立てず、強く押し固めないよう表面を均します。
  5. 密閉面を清掃する。ふた、パッキン、ねじ部へ付着した粒や粉を取り除きます。
  6. 本体を確実に閉じる。部品のずれや隙間がないことを確認し、水槽外へ垂直に置きます。
AE-CO120下部チャンバー内の湿らせて使用するスポンジ
下部スポンジを水で湿らせ向きと位置を確認して元どおりに戻します

水で湿らせるのは下部スポンジだけ
ソーダライムへ水をかけたり、水槽水へ直接入れたりしないでください。吸着剤が濡れた場合の取り扱いは、吸着剤の商品表示に従います。

CONNECTION

透明8mm口からスキマーへ接続する

ソーダライム通過後の空気は、青い「Air inflow」調整部を経て、透明8mm口からスキマーへ送られます。スキマー側の径と構造は機種ごとに確認してください。

AE-CO120の透明8mm接続口へシリコンホースを接続した状態
透明8mm口へホースを確実に差し込み軽く引いて抜けないことを確認します
AE-CO120上部の青いAir inflow吸気量調整部
青いAir inflow調整部でスキマーポンプへ送る空気量を調整します
  1. スキマーを停止する。吸気音と泡が止まったことを確認します。
  2. スキマーの吸気口径を確認する。8mmと合わない場合は、適合する変換ジョイントを用意します。
  3. 付属ホースを必要な長さに整える。短すぎて抜ける長さや、長すぎて折れ曲がる配管を避けます。
  4. 透明8mm口とスキマーを接続する。ホースを奥まで差し込み、抜け、折れ、つぶれ、緩みがないことを確認します。
  5. スキマーを再始動する。泡の発生、吸気音、異音を確認します。
  6. 青い調整部で吸気量を整える。スキマー側にもともと備わる吸気調整機能は使用せず、AE-CO120側で調整します。

吸気量はスキマーの泡を見ながら調整
青い調整部の向きや目盛りを決め打ちせず、泡の状態を確認しながら少しずつ調整します。変換ジョイントを使う場合は、ホースの折れや吸気抵抗にも注意してください。

START & CHECK

運転開始後に3点を確認する

接続直後はスキマーの状態を確認し、pHは同じ条件で記録します。変化がない場合でも、すぐに吸着剤だけを原因と判断しないでください。

01 / AIR

吸気状態

青い調整部で吸気量を整え、ホースの抜け、折れ、つぶれ、空気漏れ、異常音がないことを確認します。

02 / SKIMMER

泡の発生

接続前と比べて泡が大きく減っていないか、ポンプやエアー音に異常がないかを確認します。

03 / pH

同じ条件で測定

校正したpH計を使用し、できるだけ毎日同じ時刻・同じ条件で記録して傾向を確認します。

急なpH変化があるとき
使用を一度止め、測定器の校正、添加剤、換水、換気、水槽内の生物活動など、ほかの原因も含めて確認してください。

REPLACEMENT & CARE

ピンクから透明へ変化したら交換

使用期間ではなく、吸着剤の色を目安にします。消耗速度は室内のCO2濃度、換気、スキマーの吸気量によって変わります。

  1. プロテインスキマーを停止し、AE-CO120からホースを外します。
  2. 粉じんを立てないよう本体を開き、使用済み吸着剤を取り出します。
  3. 内部部材、パッキン、密閉面、接続口へ残った粉や粒を取り除きます。
  4. 下部スポンジを水で湿らせ、下部チャンバーの元の位置へ戻します。
  5. 反応管内が乾いていることを確認し、新しい吸着剤を1.8kg充填します。
  6. 本体を閉じてホースを接続し、スキマーを始動して青い調整部で吸気量を整えます。
AE-CO120内部の空気通路とスポンジ状部材
交換時は内部部材の位置粉の付着接合部の隙間を確認します

保管と清掃
未使用の吸着剤は密閉し、高温多湿と直射日光を避けます。本体外面は柔らかい布で手入れし、透明部分へアルコール、溶剤、研磨剤を使用しないでください。

使用済み吸着剤は、吸着剤の商品表示と地域の廃棄ルールに従って処分してください。水槽内や排水口へ流さないでください。

TROUBLESHOOTING

困ったときは、スキマーを止めて確認する

接続部を確認するときは必ずスキマーを停止してください。原因を取り除いても異常が続く場合は使用を中止します。

pHに変化が見られない

pH計の校正と測定時刻を確認します。ホースの抜け、空気漏れ、折れ、吸着剤の色、スキマーの吸気状態も点検してください。pH低下の原因が室内CO2以外にある場合、変化が小さいことがあります。

スキマーの泡が減った・異常音がする

青い調整部の設定、ホースのつぶれ、変換ジョイントの内径、接続口の詰まり、吸着剤の過度な押し固めを確認します。スキマー側の既設吸気調整ではなく、AE-CO120側で吸気量を整えてください。

吸着剤が早く透明になる

室内CO2濃度、換気、スキマー吸気量で消耗速度は変わります。換気状態、ホース接続、空気漏れを確認してください。

一部だけ色が変わる

吸着剤の偏り、空気の通り道、内部部材のずれ、密閉面の粒や粉、パッキンの密閉状態を確認します。

色が変わらない

本体へ空気が通っているか、ホース接続、スキマーの吸気、接続口の詰まりを確認します。

粉がホースへ流れる

直ちにスキマーを停止します。内部部材の位置、吸着剤の充填状態、ホースと接続口を確認し、粉を取り除いてから再接続してください。

本体や吸着剤へ水が入った

スキマーを停止して本体を外します。吸着剤の再使用可否は、吸着剤の商品表示に従ってください。再開前に水が入った原因を確認します。

SPECIFICATIONS & FAQ

仕様・よくある質問

項目内容
商品名AQUA EXCEL CO2スクラバー AE-CO120
型式AE-CO120
外形約140 × 380mm(メーカー資料表記)
反応管径φ120mm(メーカー資料表記)
本体接続口8mm
スキマー接続口透明8mm口
吸気量調整上部の青い「Air inflow」調整部
設置水槽外へ垂直設置
吸着剤充填量1.8kg
付属品8mmシリコンホース 3m
吸着剤アクアギフト 色が変わる二酸化炭素吸収材(別売)
原産国中国
メーカー保証なし
どのプロテインスキマーにも接続できますか?

スキマー側の吸気口径と構造によります。AE-CO120側は8mmですが、径が異なる場合は変換ジョイントが必要です。

吸着剤は付属しますか?

付属しません。アクアギフトの色が変わる二酸化炭素吸収材を別途ご用意ください。

吸着剤はどのくらい持ちますか?

室内のCO2濃度、換気、スキマーの吸気量によって変わるため、固定した使用期間は案内していません。ピンクから透明への色変化を交換基準にしてください。

下部スポンジにはRO水が必要ですか?

RO水に限定する必要はありません。下部スポンジを水で湿らせて使用し、ソーダライムへは水をかけないでください。

吸気量はどこで調整しますか?

AE-CO120上部の青い「Air inflow」調整部で行います。接続中はスキマーにもともと備わる吸気調整機能を使用できません。

必ずpHが上がりますか?

一定のpH上昇を保証する製品ではありません。室内空気中のCO2がpH低下へ影響している場合に、環境改善を補助します。

解決しないときは販売店へ

本体のひび割れ、接続口の破損、密閉不良、繰り返す吸気異常がある場合は使用を中止してください。お問い合わせの際は、商品名「AE-CO120」、使用中のスキマー名、接続部と症状が分かる写真、吸着剤の状態をお知らせください。

本説明書はAE-CO120専用です。仕様および外観は改善のため予告なく変更される場合があります。